「ドレスアップ」日本とアメリカのファッションの価値観
皆さんはアメリカのファッションって聞かされたらどんなイメージを浮かべるでしょうか?
結構タイト目のノースリーブやグラサンをよくかけている感じありますよね?
普段のテレビやファッション雑誌に写っているあの「アメリカン」な感じのファッションに憧れるひとも少なくないと思います。
けれどそれはあくまで女優やモデルの人の話。
では実際の生活ではアメリカ人のファッション、とりわけ「ドレスアップ」のコードはどんな感じでしょうか?
私が今ちょうどアメリカに留学しているので、日本とアメリカのファッションの違いやその価値観、そしてそのリアルを今回紹介します!
「ドレスアップ」と言う概念
そもそもドレスアップとはどう言う意味でしょう。
ドレスアップ=服装規定
→社会の中のさまざまな場所と機会、また行事や催し物、パーティやディスコなどの場面で当然、その場面でしかるべきとされる服装のことをいいます。
この時私はドレスアップと言ったらこんな感じのしっかりとしたオシャレをしていくものと考えていました。
私はある日ホストファミリーに
「ホームパーティーを家でするから一緒に参加しない?」
と誘われたので喜んで誘いに乗りました。
ですが前日に私のホストマザーが、
「明日は男性も女性もドレスアップをしてくるきれいな服を着てちょうだい」
と言われました。
初めてのホームパーティで緊張もしていたのにさらに服装も気にしなきゃ行けないのか?!私の頭の中で想像したのはこんな感じ。
完全に私の頭はパニックになりました。さらに来る人数は20人くらいくるというのです。
やばい、、
どうしよう、、
アメリカに来たばかりでそもそも服なんてそんなにありませんでした。
ここはしょうがないから腹を括って私が普段日本の大学に着ていっているようなごく普通の服をきてパーティ直前にホストマザーに謝りに行きました。
すると、
“あら、可愛いじゃない”
と言われました。
ええええ?!?!?!?!いいの?!?!
そしてパーティをしている部屋に向かうとみんな私と同じような格好をしていました。
そして普段は家の中でバスローブで歩いていたホストファザーも襟付きのポロシャツを着ていました。
そう、アメリカの”ドレスアップ”とはこのことです。
普段、日本で大学に通うときや少しお出かけをする日とかは、
(今日はなに着て行こう…)
(この組み合わせはダサいな)
なんてどんな服で行くのか特に女性は悩みますよね。
ですがアメリカの女子大学生やちょっとアウトレットなどにお出かけなんて時はフィットネス用のレギンスを履いています!
レギンスはこんな感じのタイツやストッキングのように脚にフィットしたボトムスのことです。
アメリカではこれがものすごく流行っています。
そもそもスタイルを気にする日本ではジョギングするときでさえもレギンス一枚で外に出る人は少ないですよね?
ですがアメリカではスタイルなんて一切気にせずレギンス1枚にパーカーだったりTシャツ1枚でみんな過ごしています。
スタイルを気にせずありのままの自分をさらけ出せるのは素敵ですよね!
【まとめ】
今回は私のホストでの実体験からアメリカのファッション感覚の違いについてお話ししました。
特に「ドレスアップ」と言われる内容でも、日本とアメリカでは価値観がこんなに違うんだと言うことに驚きました‼️
高いコーデを買って、普段以上にブランド物で固めてTPOをわきまえた服装を整えてくる、、、そんな堅苦しいイメージの「ドレスアップ」と言う考えは、アメリカに来てからどっか遠くに行ってしまいました。
国や地域が違うことでこんなに考え方が違うんですよね。すごく勉強になりました。
もし皆さんがアメリカに旅行とかするときには、無理にファッションを決めてこずに、ラフな感じで来ても大丈夫だと思います!
ファッションとは自分を表現するあなただけの舞台です。
さぁ、今日はどんな服装でお出かけしょうかな?